総報酬制
そうほうしゅうせい(厚生年金保険料)
意味 賞与込みの年金保険料計算方式
総報酬制とは?
総報酬制は、厚生年金保険料を計算する際に、月々の給与(標準報酬月額)だけでなく、賞与(標準賞与額)も含めて保険料を算出する方式です。これにより、年間を通じた収入に応じた保険料負担となり、より公平な制度運営が可能になります。2003年4月から導入されました。
総報酬制の具体的な使い方
「総報酬制になってから、ボーナス時期の手取りが減ったけど、年金の計算がより公平になったんだ。」
総報酬制導入後の変化を説明している場面です。賞与にも保険料がかかるようになったため手取りが減少したものの、年金制度がより公平になった点を強調しています。
総報酬制に関するよくある質問
Q.総報酬制はいつから始まったの?
A.総報酬制は2003年4月から導入されました。それ以前は月々の給与のみを基準に保険料が計算されていました。
Q.総報酬制で手取りは減るの?
A.賞与にも保険料がかかるようになるため、賞与時の手取りは減少する傾向にあります。ただし、年金の計算がより公平になるというメリットがあります。
Q.総報酬制は全ての会社員に適用?
A.基本的に厚生年金保険に加入している全ての会社員に適用されます。ただし、一部の共済組合員など、適用されない場合もあります。
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