標準賞与額
ひょうじゅんしょうよがく(厚生年金保険料)
意味 賞与に対する保険料計算基準
標準賞与額とは?
標準賞与額は、厚生年金保険料を計算する際の賞与(ボーナス)に対する基準額です。実際の賞与額を1,000円単位で切り捨てた金額となります。この金額に保険料率を掛けて、賞与に対する保険料が算出されます。
標準賞与額の具体的な使い方
「今回のボーナスで標準賞与額が150万円になったから、保険料が少し高くなるね。」
実際の賞与から算出された標準賞与額とそれに伴う保険料の変動を説明している状況です。標準賞与額が高くなると、それに応じて支払う保険料も増加することを示しています。
標準賞与額に関するよくある質問
Q.標準賞与額の上限はありますか?
A.はい、標準賞与額には上限があります。2023年4月現在、標準賞与額の上限は年度上限である573万円です。この金額を超える賞与に対しては保険料が課されません。
Q.標準賞与額はどう計算されますか?
A.標準賞与額は、実際の賞与額を1,000円単位で切り捨てて計算されます。例えば、実際の賞与が1,234,567円の場合、標準賞与額は1,234,000円となります。
Q.賞与が少額でも保険料はかかりますか?
A.賞与の額が1,000円未満の場合は、標準賞与額は0円となり、保険料はかかりません。また、労使合意の上で、年間の賞与支給回数が3回以下で各回1,500,000円以下の場合、保険料を徴収しない取扱いをすることも可能です。
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