応益負担原則
おうえきふたんげんそく(課税の公平性)
意味 受益に応じた税負担の原則
応益負担原則とは?
応益負担原則は、個人や法人が公共サービスから受ける利益(受益)に応じて税負担を決める考え方です。この原則では、より多くの公共サービスを利用する人や企業がより多くの税金を負担することになります。
応益負担原則の具体的な使い方
「地方税の多くは応益負担原則に基づいているから、その地域に住んでいる人が主に負担するんだよ。」
地方税と応益負担原則の関係を説明しています。地域の公共サービスを利用する住民が主に税金を負担する仕組みの根拠を示しています。
応益負担原則に関するよくある質問
Q.応益負担の具体例は?
A.固定資産税や自動車税などの地方税が典型的な例です。これらは、その地域に住むことで受ける公共サービス(道路、公園、ゴミ収集など)の対価として課税されます。
Q.応益負担は公平といえるの?
A.受益に応じた負担という点では公平ですが、低所得者にとっては負担が重くなる可能性があります。そのため、多くの場合、応能負担原則と組み合わせて適用されます。
Q.応益負担の長所と短所は?
A.長所は受益と負担の関係が明確で、納税者の理解を得やすいことです。短所は、所得の少ない人にとって負担が重くなる可能性があることや、利益の測定が難しいサービスには適用しにくいことなどが挙げられます。
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