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直接税 - 法人税

損金

そんきん(法人税

意味 法人の費用や損失


損金とは?

損金は、法人税法上で会社の費用や損失を指す言葉です。給与、仕入れ、減価償却費など、会社から出ていくお金や経済的損失全般を含みます。課税所得を計算する際に、益金から控除される項目です。ただし、税法上で認められないものは損金に算入できません。

損金の具体的な使い方

「この広告費は事業に関係があるので、損金として計上できるんだ。」

事業活動に関連する支出を税務上の費用として認識できる状況を説明しています。企業の経費が税金計算時に控除対象となることを、実務的な観点から表現しています。

損金に関するよくある質問

Q.交際費は全額損金算入できますか?
A.いいえ、交際費は全額損金算入できません。法人税法では交際費の損金算入に制限があり、規模に応じて一定額までしか損金算入できません。ただし、少額の飲食費(1人5,000円以下)などは例外的に全額損金算入が認められています。
Q.役員報酬は損金算入できますか?
A.役員報酬の損金算入には制限があります。定期同額給与、事前確定届出給与、業績連動給与の3つの類型に該当する場合に損金算入が認められます。それ以外の場合や、過大と判断される部分は損金算入できません。
Q.減価償却費の計上方法は?
A.減価償却費は、固定資産の取得価額を法定耐用年数に応じて計算し、毎期損金に算入します。計算方法には定額法、定率法などがあり、資産の種類によって選択できる方法が異なります。一度選択した方法は継続適用が原則です。

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