課税所得
かぜいしょとく(法人税)
意味 税金を計算する基礎となる所得
課税所得とは?
課税所得は、法人税を計算する際の基礎となる金額です。会社の利益から、税法上で認められた様々な控除や調整を行った後の金額を指します。この金額に税率を掛けて、実際に支払う法人税額が決まります。
課税所得の具体的な使い方
「今年度の課税所得が増えたので、法人税の負担も増えそうだね。」
会社の利益が増加し、それに伴って税金の計算基礎となる金額も増えた状況を表現しています。企業の業績向上が税負担の増加につながる可能性を示唆しています。
課税所得に関するよくある質問
Q.課税所得の計算方法は?
A.課税所得は、総所得金額から所得控除を引いて計算します。具体的には:
1. 収入から必要経費を引いて所得金額を算出
2. 所得金額から各種所得控除(基礎控除、扶養控除など)を引く
3. 残った金額が課税所得となります
Q.課税所得と税額の関係は?
A.課税所得に税率を適用して税額が決まります。例えば、所得税では課税所得に応じて5%から45%の累進税率が適用されます。課税所得が多いほど、適用される税率も高くなり、結果として税額も増加します。
Q.赤字の場合の課税所得は?
A.事業が赤字の場合、課税所得はゼロとなります。ただし、他の所得がある場合はそれらと損益通算される可能性があります。また、法人の場合は赤字を翌年以降に繰り越して、将来の黒字と相殺できる制度があります。
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